平成27年7月現在、本堂は揚屋工事によって地上1m程の高さに浮かんだ状態です。
ジャッキで建物全体を持ち上げたところに、井桁状に組んだ木材を敷いて固定させています。
今は柱の下の礎石を据え直す作業の最中です。
修理に先立って発掘調査も行われています。
仁王門は床や壁や柱に至るまで解体が終了しました。
当初の予想よりも木材の腐朽が著しく、驚いています。
文化財の保存修理は元々の部材をなるべく残す方向で進められるため、部分的な傷みに留まっている木材は修復を施し、再利用します。
▲このページの上部へ戻る