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- 本堂 /
- 仁王門 /
- 文化財収蔵庫 /
- 護摩堂 /
- 桂泉蔵(けいせんぞう) /
- 姥杉(うばすぎ)の焼け跡 /
- 月山神社 /
- 伝長慶天皇陵 /
- 桂清水(かつらしみず) /
- 土踏まずの丘 /
- 浄法寺歴史民俗資料館 /
- 滴生舎(てきせいしゃ) /
- かつら庵 /
- 瀬戸内寂聴記念館
本堂(観音堂)
国指定重要文化財
入母屋造、とち葺の五間堂、正面に向拝一間
万治元(1658)年、盛岡藩主・南部重直公による建立。
仏と僧侶のための空間である内陣(ないじん。本堂奥側の中央部)、参拝の場である外陣(げじん。本堂手前側)が明確に区切られた、天台宗を含めた密教系寺院の伝統的な作り。
内陣奥の壁際には仏像を安置するための、造り付けの大型厨子(ずし)も存在します。
黒漆、朱漆、金泥で彩られていて、かつては本尊の聖観音立像も秘仏としてここに安置されていました。
建物上部には随所に彫刻が施されています。
閉じる仁王門
国指定重要文化財
切妻造、こけら葺、八脚門
本堂と並行して造営工事が行われ、1年早い明暦3(1657)年に完成。
鎌倉時代の仏師、運慶の作と伝わる仁王像は、患部と同じ箇所にお札を貼れば病気や怪我が治るといわれています。
現在はパネルにお札を貼っていただく形になっています。
男性は向かって右側の阿形(あぎょう)像、女性は左側の吽形(うんぎょう)像に参拝を。
月山神社
室町時代頃までに、出羽の月山から勧請されてきたものとみられます。
現在の社殿は平成4(1992)年の再建。
かつては大勢の修験者がここで修業に励みました。
当時使われていた道が今も社殿の正面に残っていますが、その獣道のような細さ、険しさから、過酷な修行の一端がうかがえます。
桂清水(かつらしみず)
参道の入り口にそびえる桂(かつら)の大木の根元からは、年間を通して水が湧き出ています。
これが由来で天台寺は「桂泉(けいせん)観音」とも呼ばれました。
木から水が湧き出る場所は神が宿るとされることが多く、おそらくはこの地の信仰の原点も桂清水にあったと思われます。
閉じる土踏まずの丘
参道入り口から道路を挟んだ向かい側の山へ分け入り、5分ほど歩いたところにある小さな丘。
尊い経文が埋められているので踏み付けてはいけないとの言い伝えから、土踏まずの丘と呼ばれました。
草刈りもひざまずいて行うほど徹底されていたそうです。
発掘調査では平安時代末頃の壺や鎌倉時代の鏡などが出土し、言い伝えは決してただの誇張ではなかったことを物語っています。
閉じる浄法寺歴史民俗資料館
天台寺に関する資料や、生産量日本一を誇る漆を採取するための道具(3832点が国の重要有形民俗文化財指定)、民具などが展示されています。
開館時間 9時〜16時半
休館日 月曜日、祝日の翌日、12月29日〜1月3日
滴生舎(てきせいしゃ)
日本一の漆の産地である二戸市浄法寺地区。
滴生舎では浄法寺塗と呼ばれる漆器の製作、展示販売を行っており、作業工程の見学や絵付け体験もできます。
営業時間 8時半〜17時
定休日 火曜日
公式サイト「うるしの國・浄法寺」
拝観時間 4月〜10月 8時半〜17時
11月〜3月 8時半〜16時
拝観料としてお一人様300円を御札所にお納めくださるようお願いします(中学生以下は無料)
費用はかかりませんので、下記までお気軽にお問い合わせください。
天台寺観光ボランティアガイドの会
〒028-6854 岩手県二戸市浄法寺町29-5 二戸市商工会浄法寺支所内
電話 0195-38-2416
FAX 0195-38-2674
二戸市の観光スポット、宿泊、飲食店などの情報は二戸市観光協会のホームページに詳しく載っています。
是非御利用ください。
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